ドマーネとは?
トレックのロードバイク(トライアスロンやグラベルを除く)は、大きく分類して3つのコンセプトに分けられます。究極のレースバイクと呼ばれるMADONE(マドン)、超軽量のハンドリング&ヒルクライムバイクEMONDA(エモンダ)、そして今回紹介するDOMANE(ドマーネ)は、スムーズな走行性能&高い安定感を持つ、究極のエンデュランスバイクです。
ドマーネ SL5 (2022M)
ドマーネSL5は、軽量さ・柔軟性・コストのバランスが良い500 Series OCLVカーボンのフレーム素材に、ロングライドや悪路での快適性に優れたエンデュランスジオメトリーと、トレック独自の振動吸収機構IsoSpeedを前後に搭載。コンポーネントにシマノアルテグラを組み合わせたロードバイクです。
ロングライドを楽しむベテランサイクリストはもちろん、扱いやすいハンドリングと疲れにくさはロードバイクが初めての方にもオススメできるバイクです。
振動吸収機構 IsoSpeed
トレックがパリ〜ルーベの石畳セクションを最速で駆け抜けるために開発した振動吸収機構IsoSpeed(アイソスピード)を前後に内蔵しています。
IsoSpeedのメリットは、もちろん高い振動吸収性にありますが、横方向に一切動かないためバイクを正確に操作できること、コンパクトなためロードバイクのジオメトリーをに影響しないこと、シンプルな構造のためメンテナンスフリーであることも見逃せません。IsoSpeedを搭載することによる重量増も、ごくわずかに抑えられています。
エンデュランスジオメトリー
ジオメトリーとは、バイクの各部分の長さや角度のこと。カタログやWEBサイトにも細かい文字でびっしりと記載されていますね。例えば全長(I:ホイールベース)が長いと安定性が増しますが回頭性が悪くなり、反対に短くすると回頭性は良くなりますが、安定性が悪くなります。実際のところは、こんなシンプルな話ではなく、あわゆる数字の組み合わせでバイクの乗り味は変わってきます。
フレーム内蔵ストレージ
フレーム内蔵ストレージは、トレックの高い技術力を象徴するひとつでしょう。ツールやギアなどをスムーズに収納、もちろん通常のボトルケージと併用することができます。
38Cまでのタイヤが装着可能
前後最大38Cまでの幅広タイヤを履くことができます。標準装着は32Cです。チューブレース対応のホイールが標準装着されていますので、簡単にチューブレス化することもできます。
T47ボトムブラケット
ねじ切り式のT47ボトムブラケットを搭載。信頼性とメンテナンス性に優れているほか、幅広なためパワー伝達性にも優れています。
その他、フレーム内蔵式のワイヤリング、フラットマウント式のディスクブレーキ、マイクロアジャストシートマストなどのテクノロジーを搭載しています。
こんな方に最適
振動吸収機構IsoSpeedと、エンデュランスジオメトリー、軽量さと柔軟性のバランスが良い500 Series OCLVカーボンを採用するドマーネSL5は、週末のロングライド、荒れた路面を含むライド、レースなど、色んな場面でスムーズに走れる多才なロードバイクです。
扱いやすいハンドリング、ロングライドでも疲れにくい安定性の高さなど、ロードバイクが初めての方にもたくさんのメリットがあります。
カラーバリエーション
アルテグラにアップグレーしたドマーネSL6もランナップ
同一のフレームに、ドライブトレイン&ディスクブレーキをシマノアルテグラにアップグレードしたドマーネSL6(¥467,500)もラインナップされています。カラーリングは、Satin Dark Aquatic/Satin Trek Black(上記画像)と、Crimson/Trek Blackの2カラーです。