バーテープとはロードバイクのドロップハンドルに巻かれたテープのことです。色やデザインでバイクの印象が変わるのはもちろん、バーテープはライダーとバイクとの数少ない接点のひとつ。素材や厚みを変えることによって握り心地が変わります。また他のパーツと比較して低価格なため、色々と試しやすいのこともメリットではないでしょうか。
バーテープの素材の違い
バーテープの素材には、昔からの定番であるコルク、最近では少数派となったコットンやレザー、そして最近多いのはポリウレタンやEVAなどの新素材を使ったものがあげられます。
厚みの違いで変わるクッション性
厚手のバーテープは路面からの衝撃を和らげてくれます。逆に薄手のバーテープはダイレクト感が増し、力を入れてハンドルを握ることができます。手の小さな方は、厚いバーテープだとハンドルを握り難く感じるかもしれません。
素材や表面のパターンで変わる滑りにくさ
走行中に汗や雨で手が滑りにくいことも大切です。新素材のバーテープの多くは、滑りにくいヘアライン加工や穴あき加工が施されていたり、グリップ感の高い素材を使っています。
デザインで選ぶ楽しさ
バーテープの色を変えることで、バイクの印象をガラリと変えることが出来ます。
おすすめを紹介
バーテープには、たくさんの種類があり、タイヤやコンポーネントなどと異なり、メーカーや規格をほぼ考えることなく使うことが出来ます。ここでは、当店で取り扱いしているボントレガーのバーテープをいくつか紹介します。
Gel Cork
価格とカラーバリエーションの豊富さが魅力のベーシックなバーテープ。厚さは2.7mmと標準的、内側に衝撃吸収性を高めるゲルテープを組み合わせ、ライド中の快適性を向上させている。カラーバリエーションが全13色から選べるのも魅力。
Perf Line
グリップ力が絶大に高く、クラシックな穴あきのデザインのロードライド向けハンドルバーテープ。内側に衝撃吸収フォームを用いることで、グリップ力と衝撃吸収性を高めている。厚さは2.7mm。
Supertack
グリップ力と高いクッション性を両立。手に吸い付くような粘着力のある素材に、内側に衝撃吸収フォームを用いて、グリップ力と衝撃吸収性を高い次元で両立している。厚さは2.7mm。
Grippytack
厚さ1.6mmと、今回紹介する中では最も薄手のバーテープ。手にしっかりと食いつくようなグリップ力の高い素材に、格子状の細かい模様と、デザイン面でもアクセントになるパンチング加工は、汗や雨でも滑りにくいのが特徴。